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 水上バイクから落ちた事故で「歩けなくなった」とうその診断書を提出し、保険金をだまし取ったとして、高松地検特別刑事部は18日、高松市に住む無職塚田多笑(たえ)容疑者(25)を詐欺の疑いで逮捕した。地検などが事故について調べていたところ、塚田容疑者が歩いているのを確認したという。地検は塚田容疑者の認否を明らかにしていない。

 地検によると、2016年8月、三豊市沖で乗っていた水上バイクの後部座席から転落。17年3月、この事故で立ったり歩いたりすることができない後遺障害を負ったと装い、医師にうその診断書を作らせたうえ、バイクの所有者が契約していた損害保険会社に提出し、531万円をだまし取った疑いがある。

 地検や坂出海上保安署が、事故時のバイクの操縦者を塚田容疑者に対する業務上過失致傷の疑いで捜査していたが、その過程で塚田容疑者が歩いていることが分かったという。操縦者は不起訴処分になった。(福井万穂)