[PR]

 島根県江津市桜江町の和紙職人が作った「猫ハウス」「猫ベッド」が人気を集めている。室町時代から続く手すき和紙の伝統を受け継ぐ工房「石州勝地半紙(せきしゅうかちじばんし)」を営む佐々木誠さん(60)・さとみさん(52)夫妻が商品化した。

 自家栽培のコウゾを原料に分厚くすいた和紙を使い、8層、約1センチの厚さに重ねて土台を形作る。色付きの和紙をこんにゃくのりで貼って飾り付け、汚れても表面の和紙だけ貼り替えることで修復が可能だ。

 高さ約40センチのハウス型(税込み3万4800円)、長さ約60センチの落花生型(同1万8600円)など5種類がある。受注から完成までは2カ月ほどで、色や形など、要望に応じた注文も受け付けているという。誠さんは「上から大人が座ってもつぶれない。同じ体積の木材より強度が高い」と話す。

 昨年1月に売り出したところ、女性を中心に全国から注文が相次いでいるという。さとみさんは「和紙の奥深さを知るきっかけにしてもらえれば」と話している。

 注文はホームページ(https://sekishu-kachijiwashi.com/別ウインドウで開きます)から。問い合わせは同工房(0855・92・8118)へ。(細川卓)