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 選抜甲子園大会に3度出場している鵡川高校野球部の仮設寮が北海道むかわ町でほぼ完成し、部員ら36人が入居した。19日には近くの神社で必勝を祈願し、関係者に新しい寮がお披露目され、内海陸主将(2年)は「感謝を胸に、甲子園を目指します」と決意を語った。

 この日は、学校近くの鵡川神社で新年恒例の必勝祈願をした後、全員がランニングをして仮設寮へ。竹中喜之町長が「震災の復旧復興にボランティアで汗を流してくれた皆さんに感謝している。野球部寮の『元気』『本気』『一気』の三気精神で頑張って欲しい」と激励。内海主将が町への感謝と決意の言葉を述べ、町長や支援者らと一緒に昼食のカレーを食べて懇談した。

 鵡川高校の野球部寮「三気塾」は昨年9月の胆振東部地震で被災。1~3年生の部員34人と舎監で野球部コーチの町職員2人の計36人が10月から避難所暮らしを続けていた。

 町は災害救助法に基づく応急仮設住宅として一日も早く寮を「再建」しようと道を通して内閣府と折衝。集団生活を想定した寮仕様の仮設住宅は全国初ということもあり、時間はかかったが最終的に認められ(一部町費負担)、昨年12月に着工。トレーラーで運べるコンテナ型のモバイルハウス23棟を連結し、居室や食堂が完成。今月15日の3学期の始業式に合わせて新たな寮生活が始まった。(深沢博)

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