【動画】イノシシから農作物を守るために設置されたオオカミ型のロボット=堤恭太撮影
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 イノシシやシカを自動で追い払うロボット、捕獲状況を監視するAI(人工知能)のわな――。地方の獣害対策に最新の技術が活躍している。高齢化が進む狩猟者らの負担を減らし、農作物を守ろうと、自治体や農協などで導入が広がっている。(多知川節子)

 「グァウアー!」

 人里に続く獣道。真っ赤な目のオオカミが首を振り、雄たけびを上げる。脚の部分は金属パイプがむき出しで、人間ならロボットと一目でわかるが、野生動物は驚きそうだ。猟師をまねた声も出す。「来た、来た、撃て、撃て!」

 追い払いロボ「スーパーモンスターウルフ」は、北海道奈井江町の機械部品メーカーが開発した。赤外線センサーで動物を察知し、最大90デシベルの大音量で威嚇する。動物が慣れてしまわないよう約60種の鳴き声や不快な電子音をランダムに出す。「お前だけは許さない!」とのせりふもある。

 2016年に発売し、1台約50万円。香川や兵庫など10道府県で約40台が活躍中だ。太田裕治社長(60)は「ばかばかしく見られるが、獣害対策も楽しくないと続かない。効果はてきめん」。

 イノシシによる米や落花生の食…

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