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 卓球の全日本選手権は20日、大阪市の丸善インテックアリーナ大阪で男子シングルス準決勝があり、中3の15歳・張本智和(エリートアカデミー)が大島祐哉(木下グループ)に3―4で競り負け、2連覇はならなかった。

 世界トップクラスのバックハンドで、昨年末のワールドツアー・グランドファイナルを史上最年少で制した張本。だが準決勝では、その精度に狂いが出た。

 第1ゲームは8―10から大島のサーブがエッジに当たる不運な失点で落とし、第2ゲームも4―11とされた。第3ゲームは立ち上がりからの5連続得点や、5―1からの6連続得点で11―1として流れを取り戻したかに見えたが、第4ゲームは8―4から相手サーブの返球にてこずり、7連続失点で8―11で落とし、後がなくなった。

 第5ゲームは6―8とされた場面から王者の意地を見せ、5連続得点して11―8で奪った。第6ゲームも持ち味の台の近くで強打を連打する攻撃がさえ始め、11―4で奪った。だが、反撃はここまで。最終第7ゲームは9―9から2連続失点し、敗れた。

 試合後、張本は「サーブレシーブから強気に攻められなかった。ラリーから相手が優位だった。強気で攻めることが、今大会を通じてできなかった」と振り返った。