[PR]

 福島県は20日、県職員の志願者減少を受け、保護者向けの説明会を初めて開催した。大学卒程度の採用で2015年度は1238人だった志願者が、17年度の採用では822人まで減少。少子化や民間企業の人気が背景とみられ、保護者を通じて、県職員の仕事の魅力を浸透させる狙いだ。

 福島市の福島テルサで開かれた説明会には保護者11人が参加。県人事委員会事務局の職員が県職員の待遇や休日制度を説明。育休や子育て休暇が充実していることも説明したうえで、「県庁に就職すれば、結婚してもお子さんは少なくとも県内にいます」とアピールした。

 県庁への就職を希望する高校2年生の娘を持つ母親は「いろんな業務を経験できる上に制度も充実しているので親としては魅力を感じた」。

 2月には初めて大阪府で関西方面に進学した県出身学生などを対象にセミナーを開く予定で、県採用給与課の佐藤等課長は「だんらんの席で『こんな仕事もあるよ』とさりげなくアピールしていただければ」。(小泉浩樹