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 南米大陸最高峰アコンカグア(標高6961メートル)の登頂とスキー滑降をめざすプロスキーヤー三浦雄一郎さん(86)の遠征について三浦さんの事務所は20日、日程の変更を発表した。現地時間の20日に山頂周辺で風速20メートル超の強い西風が吹くという予報があるため、約6千メートル地点での滞在を延長する。

 三浦さんは18日にベースキャンプをヘリコプターで離れて標高5580メートル付近に降り立ち、先に登っていた遠征隊のメンバーらと合流。約6時間をかけて約6千メートルのプラサ・コレラまで歩き、テントで泊まった。

 山頂付近では「ビエント・ブランコ」(白い嵐)と呼ばれる特有の冷たい強風がしばしば吹く。副隊長で三浦さんの次男の豪太さん(49)は、遠征の成否を「天気と運次第」と語る。

 6千メートルのキャンプ地に着いた三浦さんは事務所を通じてコメントを発表。2日間この場所の滞在を延長することについて「高所に体を慣らすのにいい」と前向きにとらえ、「元気で登り続けたい」とした。(金子元希)