世界最高齢の男性としてギネス世界記録に認定されていた北海道足寄(あしょろ)町の野中正造(のなか・まさぞう)さんが20日、死去した。113歳だった。

 1905(明治38)年7月25日、旧足寄村生まれ。雌阿寒岳(めあかんだけ)のふもとで温泉旅館を営んだ。112歳だった昨年4月、「存命中の世界最高齢の男性」としてギネス世界記録に認定された。

 野中さんの家族によると、20日未明、野中さんが息をしていないことに、同じ部屋で寝ていた孫が気付いた。前日も自宅で普段通り生活し、体調の悪い様子は見られなかったという。

 野中さんは普段朝7時には起床し、新聞を読んだり好きな相撲中継などを見たりして過ごしていた。自宅でギネスの認定証を授与されたときには、ひ孫から帽子を贈られ、記念のケーキをほおばって「うまかった」と笑顔を見せていた。