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 21日午前2時ごろ、松山市一番町4丁目の愛媛県庁本館の玄関前で「人が倒れている」と県庁の警備員から110番通報があった。高齢とみられる男性が拳銃のようなものを手にして倒れており、市内の病院に運ばれて治療を受けている。県警が男性の身元や経緯などを調べている。

 松山東署によると、警備員が複数回にわたって破裂音のような音を聞き、敷地内を見回ったところ、男性が正面玄関前の車寄せ付近に倒れていた。捜査関係者によると、胸などに銃によるとみられる複数の外傷があり、自殺を図った可能性が高いという。

 現場は近くに松山地裁や松山市役所、小学校があり、夜は人通りが少ない。県によると、深夜や未明は庁舎に入れないが、敷地内は出入りできるという。

 県広報広聴課によると、県庁を巡るトラブルなどの情報は入っていない。正面玄関付近は規制線が張られて立ち入り禁止となっている。来訪者は警備員が別の入り口に誘導しており、業務に支障はないという。県庁の30代の男性職員は「このようなことは聞いたこともなかった。すごく不安で怖い。どういう状況か知りたい」と話していた。