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 富山県は今月から、積雪の重さを地図上に段階ごとに7色で示し、雪下ろしのタイミングの判断に役立てるシステム「雪おろシグナル」(積雪重量分布情報)を導入した。気象観測データと積雪深のデータを組み合わせて重さを見積もり、ウェブサイト(https://seppyo.bosai.go.jp/snow-weight-toyama/別ウインドウで開きます)で公開している。

 システムは、防災科学技術研究所(茨城県つくば市)と新潟大、京都大が共同開発。県によると、大雪となった昨年度、雪下ろし中に屋根から転落するなど除雪中の事故で亡くなった人は5人、除雪作業などで負傷した人は61人いた。県は、適切な雪下ろしのタイミングを判断してもらい、事故防止に役立ててもらおうとシステムを活用することにした。新潟、山形両県も導入している。

 建物倒壊の可能性がある1平方メートル当たり700~1千キロの地域を「赤」、雪下ろしの基準となる300~500キロの地域を「黄」などで表示。最後に雪下ろしをした日時を入力すると、現在までの積雪の重さを計算出来る機能もある。(竹田和博)