慶応大名誉教授で、女性で初めて日本物理学会長を務めた物理学者の米沢富美子(よねざわ・ふみこ)さんが17日、心不全のため死去した。80歳だった。葬儀は親族で行った。後日、お別れの会を開く予定。喪主は長女ルミ子さん。

 日本の女性科学者の草分け的存在で、アモルファス(非結晶物質)研究の第一人者。一般向けのエッセーも多く、社会と科学を結ぶ活動に貢献した。朝日賞の選考委員も務めた。