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 JR三鷹駅北口から歩いて15分。東京都武蔵野市内の商店街の一角に、空き店舗にも見えるスペースがある。2坪ほどの広さで、昼も夜も開いている。棚に並ぶ書籍のほかには2台のカプセルトイ。管理している人も見当たらない。一体、どういう場所なのか。

 看板も電話番号の表示もない。インターネットで「三鷹」「無人」「本」と検索し、SNSで管理者と思われる人に連絡した。1月初め、気になるその場所に、近くに住む中西功さん(40)が待っていた。

 そこは「BOOK ROAD(ブックロード)」という古本屋だった。2013年春に開店したという。

 勤務先のIT企業でコンサルタント業務をしていた時のこと。「新規性が大事」などとアドバイスした際、中西さんは顧客から「口だけなら簡単」と言われた。自宅にため込んだ1千冊ほどの本を「どうにかして」と妻から懇願されたことも。ならば、その本で事業を始めようと考えたのがきっかけだ。

 大手の品ぞろえとは比べるべくもないし、老舗古本屋に眠るような希少性ものぞめない。悩みながら、思いついたのが「本の無人販売」だった。

 近くで野菜の無人販売所を営む…

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