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 米国のビーガン北朝鮮政策特別代表と北朝鮮の崔善姫(チェソンヒ)外務次官による実務協議が、21日昼(日本時間同夜)までストックホルム近郊で行われた。2月下旬の米朝首脳会談に向け、北朝鮮の非核化措置と、引き換えに北朝鮮が米国に求める「相応の措置」について意見交換したとみられる。

 ストックホルムの外交筋によれば、ビーガン氏と崔氏は米朝協議を行ったほか、韓国外交省の李度勲(イドフン)朝鮮半島平和交渉本部長を加えた三者協議も行った。李氏は米国が行う「相応の措置」について、人道支援や朝鮮戦争の終戦宣言など、韓国政府が貢献できる政策を紹介した模様だ。

 米朝協議で、崔氏が新たな非核化措置や、北朝鮮による非核化対象施設の申告に言及した事実は確認されていない。ビーガン氏と崔氏は21日、記者団の問いかけに応じなかった。

 一方、外務省の金杉憲治アジア大洋州局長は21日午後、ストックホルムの米国大使館を訪れた。ビーガン氏と会談し、米朝協議について説明を受けた模様だ。金杉氏は22日、崔氏との会談を模索するとみられる。(ストックホルム=牧野愛博)