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 JR東日本が各地の駅弁の人気を探る企画「駅弁味の陣2018」で、福豆屋(福島県郡山市)の「海苔(のり)のりべん」が最高賞を得た。県内の駅弁がトップになるのは初めて。豪華な具材を使った駅弁の競争が激しさを増すなか、作り手の素朴な「お袋の味」が支持を集めた。

 JR東管内を中心に22都道県からエントリーがあった駅弁56品について、昨年秋、購入時に配られた専用はがきなどで投票を募った。海苔のりべんは味、盛り付け、掛け紙の3項目の評価に投票数を加味した得点が最も高く、「駅弁大将軍」に輝いた。

 海苔のりべんは普段、郡山駅や福島駅、新白河駅で税込み980円で販売。のりは2段で、おかかのふりかけやしそ昆布が敷かれている。おかずは職人の手で焼いた厚い卵焼きに、サケや太めのゴボウの煮物、カマボコなどだ。

 同社の小林文紀(ふみき)専務(57)が子どもの頃、店を手伝う母が学校に持たせてくれたのがのり弁だった。おかずは店の残りものが多く、「タコ形のウィンナーが入った友達の弁当がうらやましかった」。おかずが少ない分、母はのりを2段にしてくれた。

 おかかにもこだわりがある。十数年前まで郡山駅で立ち食いそば店を営んでいた福豆屋。その味を残そうと、当時のレシピでつくったつゆで煎っている。

 発売前、社内から「売れるのか」と疑問の声が上がったという。旅のお供は肉などボリュームのある方が人気があるためだ。当初は苦戦したが、数年前にテレビ番組で紹介されて人気に火がついた。

 「食材の組み合わせと味付けがすばらしい」。投票ではそんな声が寄せられた。今月18日に東京都内であった表彰式に出席した小林さん。「売り場では地味な駅弁だが、今後も懐かしい味を届けていきたい」と話す。

 総合2位は青森県(新青森駅や…

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