成人向け雑誌は「面倒な商品」 コンビニが見切る理由

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加藤勇介 岩田智博
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 コンビニエンスストアで「成人向け雑誌」をどう取り扱うべきか。長年議論を呼んできた問題が大きく動いた。セブン―イレブン・ジャパンローソンに続き、ファミリーマートも22日、店舗での販売を原則として中止すると発表。なぜ、このタイミングで相次いだのか?

 最大手で2万店超を展開するセブンと、業界3位で約1万5千店のローソンは21日、8月末までに販売を中止することを明らかにした。業界2位のファミマも22日、全約1万7千店での販売を取りやめると発表した。

 各社は、来店客の女性の割合が増えた▽訪日外国人の増加▽ラグビーW杯東京五輪パラリンピック大阪万博など国際的イベントが控えている――などを理由に挙げる。ローソンは「加盟店が判断していたが、本部として成人向け雑誌の推奨を取りやめることにした」と説明する。

 そもそも「成人向け雑誌」と…

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