[PR]

 人材派遣大手のパソナグループは22日、企業を定年退職した後も働きたいシニアを雇用する制度を新設したと発表した。多くの企業が定年退職後の社員を再雇用する制度を設けているが、65歳までがほとんどで、新制度は65歳以上の雇用の受け皿ともなり得る取り組みだ。

 新制度は「エルダーシャイン(社員/Shine)」と名付け、80人程度を23日から募集する。業務内容は、地方に住んで地域の活性化に取り組む業務(20人程度)、営業や財務などの専門特化型の業務(50人程度)、ベンチャー業務(10人程度)の3種類。4月1日付で採用する。

 グループ各社の契約社員として採用し、原則1年更新とする。雇用延長の期間制限は設けない。フルタイムや短時間勤務など、一人ひとりの希望や条件に応じて雇用契約を結ぶ。給与も就業内容や実働勤務日数などに応じて支給し、同社の正社員並みの給与を支払うケースもあり得るとしている。

 南部靖之グループ代表は「人生100年時代を迎え、健康なうちは働きたいシニアは多い。我々の事例をみてもらって、他社にも取り組みが広がってほしい」としている。(佐藤亜季)