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 第91回選抜高校野球大会(日本高野連、毎日新聞社主催、朝日新聞社後援)の選考委員会が25日あり、習志野(千葉県習志野市)の出場が決まった。同校にとっては10年ぶり、4回目の選抜出場。選手らは喜びを爆発させ、OBは祝福の言葉を寄せた。

 午後3時15分ごろ、小西薫校長のもとに出場決定の連絡が入った。小西校長はグラウンドに移動し、「甲子園です。おめでとう」と選手たちを祝福した。

 習志野は昨秋の県大会で準優勝し、続く関東大会で4強入りした。関東大会の1回戦では、桐生第一(群馬)を延長十四回の末に破るなど、「粘り強さ」を武器に戦ってきた。

 昨夏、習志野は西千葉大会の準決勝で中央学院に延長十回の末にサヨナラ負けを喫した。悔しさをバネに、新チームはとにかく試合数を増やし、経験値を上げることを意識してきた。

 チームを率いるのは竹縄俊希君(2年)と根本翔吾君(同)の「ダブル主将」だ。最初は根本君が主将だったが、負担が大きそうだったので、小林徹監督(56)が竹縄君も主将に指名した。「野球が大好きで明るい根本と思慮深い竹縄とで、互いの特徴を合わせると理想的なのかと思う」という。2人は「あこがれの場所で恥じないプレーをしたいので、できる準備をしっかりしていきたい」と話した。

 関東の強豪を2回破った関東大会の後、小林監督は「決して実力通りの結果だとは思えない」として、基礎の練習に重点を置いてきた。選抜大会に向け、投手陣が完投できる状況を作っていくことなどが課題という。「全国トップクラスのチームが出場する中で、自分たちの力が試せるまでのレベルにもっていかなければならない」と話した。

 習志野は1967年と75年の選手権大会で全国を制覇した強豪校。プロ野球で活躍したOBらも10年ぶりの選抜出場を喜んだ。75年に春夏連続で甲子園に出場し、夏の選手権大会で優勝したときのエースだったヤクルトの小川淳司監督は「母校の名前が出るのはすごく誇りに思う」。通算2千安打を達成し、24日に今年限りでの引退を発表した千葉ロッテマリーンズの福浦和也内野手は「1球1打を大切に、チーム一丸、勝利を目指して頑張ってください」とコメントした。

 組み合わせ抽選会は3月15日に大阪であり、大会は同23日に開幕する。(松山紫乃、大谷秀幸)

習志野の昨秋の戦績

◆千葉県大会   ※準優勝

1回戦  ○2―1 拓大紅陵

2回戦  ○3―1 市柏

3回戦  ○7―0 佐倉

      (七回コールド)

準々決勝 ○7―0 千葉敬愛

      (八回コールド)

準決勝  ○6―1 銚子商

決勝   ●2―6 中央学院

◆関東大会

1回戦  ○3―1 桐生第一(群馬)

(延長十四回、十三回以降はタイブレーク)

準々決勝 ○8―4 東海大甲府(山梨)

準決勝  ●2―4 桐蔭学園(神奈川)

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