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 佐賀県吉野ケ里町の山中で女性の遺体が見つかった殺人・死体遺棄事件で、佐賀県警は22日夜、夫で福岡市東区唐原5丁目の無職岡田加津吉(かつきち)容疑者(70)を死体遺棄の疑いで緊急逮捕し、発表した。「間違いありません」と容疑を認め、殺害をほのめかす供述もしているという。

 捜査1課によると、岡田容疑者は今月17日昼ごろ、妻の幸子(さちこ)さん(79)の遺体を吉野ケ里町松隈の山中に遺棄した疑いがある。

 幸子さんは昨年10月、岡田容疑者の行方不明者届を福岡県警東署に出し、その後、幸子さんの行方もわからなくなっていた。今月20日、散策中の男性が幸子さんの遺体を発見。司法解剖の結果、死因は首を絞められたことによる窒息と判明した。

 佐賀県警が岡田容疑者の行方を捜していたところ、22日午前11時10分ごろ、広島県大竹市内で同県警の警察官が、車を運転している岡田容疑者を発見。免許証で本人と確認し、佐賀県内に移送した。

 幸子さんは発見された当時、衣服は着ていたが、靴ははいていなかった。付近を歩けば付くはずの泥が足に付いておらず、別の場所で殺害され、運ばれたとみられる。県警は、動機や行方不明になった後の足取りなどを捜査する。