[PR]

 希少な野生動物であるコツメカワウソが「モノ」のように扱われる。裁判や捜査関係者への取材で、密輸の実態が浮かんできた。

 昨年12月21日、東京地裁。ともに外為法と関税法違反の罪に問われ、今回の事件でも再逮捕された守田和仁容疑者(52)と、無職の男(22)=有罪判決=の初公判があった。2人は同年6月にタイからコツメカワウソの子ども3匹を密輸したという起訴内容を認めた。

 冒頭陳述などによると、守田容疑者は、指示役の日本人らしき男にカワウソを運ぶよう言われ、昨年6月18日に成田空港からタイに向かった。共に起訴された無職の男から、成田で渡航費約12万円を渡された。現地で指示役の男からカワウソ3匹が入ったボストンバッグを受け取ったという。

 捜査関係者によると、カワウソは薬で眠らされ、小さな竹カゴに1匹ずつ入れられていた。そのままバッグに詰め込まれ、「機内預け入れ荷物」として飛行機に乗せられていた。

 無職の男は翌19日から20日にかけ、東京・池袋の小動物と触れあえる店舗に電話し、「1匹40万円ぐらい」と売却を持ちかけた。21日、守田容疑者から成田空港ビルのロビー出口付近でバッグを受け取り、2日後に段ボールに入れて同店へ。店からの通報で事件が発覚した。

 なぜ事件に加わったのか。無職…

有料会員限定記事こちらは有料会員限定記事です。有料会員になると続きをお読みいただけます。

有料会員限定記事こちらは有料会員限定記事です。有料会員になると続きをお読みいただけます。

有料会員限定記事こちらは有料会員限定記事です。有料会員になると続きをお読みいただけます。

有料会員限定記事こちらは有料会員限定記事です。有料会員になると続きをお読みいただけます。

980円で月300本まで有料記事を読めるお得なシンプルコースのお申し込みはこちら