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 育てた牛の肉質などを競う「和牛甲子園」で、2年連続で総合部門の最優秀賞を受賞した岐阜県高山市の県立飛驒高山高校の生徒4人が22日、市役所で受賞の喜びを語った。出品した2頭のメス牛はいずれも最高のA5ランクの評価を受けた。生徒たちは「不安もあったが、良い評価をしてもらった」と喜んだ。

 大会には全国から23校が出場した。同高生物生産科の4人は生後30カ月の飛驒牛2頭の肉を出品した。牛舎に通い、体重700キロを超える2頭の体調をこまめに観察し、健康管理をして、大会に備えた。

 枝肉の審査では、飛驒牛独特の淡いピンク色や、融点の低い上質な脂などが評価され、最高ランクを得た。肉質だけでなく、清潔で安全な施設で飼育されていることも評価された。

 部活でも牛の飼育を研究してきた石井里佳さん(3年)は「大会直前に1頭が体調を崩し、連覇できるか心配だったが、自信が持てる牛を育てることができてうれしい」と笑顔を見せた。(山下周平)