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 安倍晋三首相とプーチン大統領は、昨年11月に平和条約交渉の加速で合意してから3カ月連続となる会談に臨んだ。条約締結後に歯舞(はぼまい)群島と色丹(しこたん)島を日本に引き渡すとした日ソ共同宣言を基礎とする交渉だが、両国間の隔たりは大きく、領土問題で進展は示せなかった。

 22日午後(日本時間同日夜)、モスクワ市内のクレムリン。予定より約45分遅れて始まった会談で安倍首相はプーチン氏と向き合い「平和条約締結問題について、しっかりと議論をしたいと思う」と語った。会談前、首相は周辺に「(両国が条約の)条文づくりの交渉に入ったことは一回もない」と語り、条文づくりに入る意欲を示していた。

 しかし、3時間に及ぶ首脳会談後、条文づくりは発表できなかった。領土問題の前進は示せず、首相は会談後の記者発表で「戦後70年以上残された課題の解決は容易ではない」と語った。領土問題に関して記者発表で説明したのは、2月に改めて外相会談や首脳特別代表による協議を進めることだけ。首相は6月に大阪で開かれる主要20カ国・地域首脳会議(G20サミット)に合わせた日ロ首脳会談で、領土問題解決に道筋をつけることを念頭に置いてきたが、見通せなくなってきた。

 むしろ、ロシア側が求める経済…

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