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 1月に入り、加湿器の売れ行きが好調だ。売り上げが前年より3~4割も伸びた家電量販店もある。インフルエンザの予防にも効果的で、パワフルな加湿性能の商品が人気だという。

 東京都新宿区の「ビックカメラ新宿西口店」には約50種類の加湿器が並ぶ。男性客は「乾燥がひどい。きちんと対策しないと」と話し、品定めしていた。

 品ぞろえは、ペットボトルのキャップ部分に取り付けて使う手軽な加湿器から、広い範囲を加湿できる本格派まで幅広い。ビックカメラでは、1月の加湿器の売り上げが前年より3割増だという。5千~1万円ほどの中価格帯で加湿スピードが速いものが人気だ。ヨドバシカメラは4割増に達するという。

 気象庁によると、今年は太平洋側が晴れる冬型の気圧配置が長引き、太平洋側では乾燥が続いている。関東を中心に、この1カ月間の降水量が例年の2割以下の地域も多い。東京では昨年12月24日~今年1月11日、19日間にわたって雨が降らなかった。寒候期(11~4月)としては過去6番目の記録だ。

 1月に入り、インフルエンザの流行も本格化している。湿度を50~60%に保てば感染の予防になるとされており、加湿器市場にとっては追い風。その後は花粉の飛散シーズンがくる。ビックカメラは「今年は花粉の飛散も多いとの予想。加湿は飛散を抑えるはたらきもあるので、花粉シーズンも上手に使ってほしい」としている。(筒井竜平)