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 携帯電話の大規模な通信障害を先月起こしたソフトバンクに対し、総務省は23日、行政指導し、再発防止策の徹底などを求めた。

 障害の状況や復旧の見通しが利用者に伝わらずに混乱を招いたとして、各地の販売代理店と協力するなど知らせる手段の多様化を指導した。周知の方法については、携帯電話のほかの事業者と連携した「業界横断的な検討」も求めた。

 ソフトバンク社内の部門間の連携不足が復旧の遅れにつながった可能性があるとして、その連携強化も要求した。

 通信障害は先月6日に発生。全国約3060万件の携帯電話が約4時間半、使えなくなったり使いづらくなったりした。携帯電話をめぐる通信障害としては過去最大の規模だった。

 今回の障害の原因は、通信を送る側と受ける側をつなぐ「交換機」の不具合だった。スウェーデンのエリクソン社製で、海外10カ国の通信会社でも同じ時間帯に障害が起きたという。