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 ドイツ・ミステリー大賞(ボーフム・ミステリー・アーカイブ主催)の国際部門で今月、横山秀夫さんの「64(ロクヨン)」(文芸春秋)のドイツ語版が第1位に選ばれた。

 「64」はある県警の広報官が主人公。14年前の未解決事件を軸に、組織に翻弄(ほんろう)される男たちを描いた長編小説。

 横山さんは「本当に光栄です。国際的な犯罪を描いたわけでもなく、警察組織の内部や心のなかの出来事を描いているのに、ものの考え方も環境も違うさまざまの国の読者に読まれ、つながったということが感慨深い」と話した。