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 「毎月勤労統計」の不正調査に関与した厚生労働省職員らに聞き取り調査をしたのは「身内」の同省職員だった。厚労省は、客観的な検証のために外部有識者による特別監察委員会を設置したと強調していたが、計37人への聞き取りのうち17人分を「身内」が担っていた。24日に開かれた衆参厚労委員会の閉会中審査で明らかになった。野党は第三者性が揺らぐとして、検証のやり直しを求める。監察委がまとめた中間報告書では事実解明が不十分だとの批判も相次いだ。

 不正調査問題が国会で審議されるのは、この日が初めて。根本匠厚労相は午前に始まった衆院厚労委の冒頭、不正調査が長年続いていたことについて、「極めて遺憾であり、国民の皆様にご迷惑をおかけしたことを深くおわび申し上げます」と謝罪した。

 審議は、厚労省が設置した監察委(委員長=樋口美雄労働政策研究・研修機構理事長)による検証の中間報告書をめぐり紛糾した。

 根本氏は監察委による調査について「厚労省内部でやったら、それでいいのかって話になる。第三者委員会(監察委)で客観的、中立的にやっていただいた」と強調していた。しかし、立憲民主党の大串博志氏が聞き取りについて詳細な説明を求めると、答弁はしどろもどろに。審議はたびたび中断した。

 根本氏に代わって答えた厚労省の定塚由美子官房長は、監察委が中間報告書で「延べ69人」としていた聞き取り対象について、「実人員は37人」と明かした。

 監察委が聞き取りをした31人…

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