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 欧州連合(EU)のプライバシー規制「一般データ保護規則」(GDPR)の違反で米グーグルがフランスの規制当局から5千万ユーロ(約62億円)の制裁金を科された問題で、同社は23日、仏国務院に上訴すると明らかにした。個人情報の取得はグーグルのビジネスモデルの根幹にかかわるためとみられる。

 グーグル広報は朝日新聞の取材に「我々は、GDPRに沿った同意手続きづくりに力を注いできた」とし、「欧州や域外の(ニュースやブログなどの)発行者たちや、独自コンテンツのクリエーターたち、テクノロジー企業に対して、この決定が与える影響を懸念している」と上訴の理由を説明した。

 仏情報保護当局「情報処理及び自由に関する国家委員会」(CNIL)は21日、閲覧履歴などの収集でグーグルが利用者の同意を得る際、どんな情報をどの程度集めるか透明性に欠け、GDPRの基準を満たさないとして、5千万ユーロの制裁金を科すと発表した。

 制裁金の額はグーグルにとって…

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