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 北京五輪陸上男子400メートルリレー銀メダリストの末続慎吾(38)が、大学時代を過ごした神奈川県平塚市で陸上クラブを発足させる。「勝ち負けだけにはこだわらない」というもので、世代を超えて走りでつながることが目的。頂点もどん底も見てきた、末続の経験を反映させている。

 日本の短距離界のエースだった末続。2003年に100メートルで10秒03を記録するなど、当時は日本人初の100メートル9秒台を期待されていた。ただ、メダル獲得のため自分を追い込み過ぎたり、期待が重圧となったりして心身が限界に。北京五輪後は長期休養を余儀なくされた。

 11年に復帰したが競技を離れたブランクの影響は大きく、連続五輪出場は途絶えた。若い時に厳しく体を追い込む「20代の練習はできなかった。自分自身にかわいそうなことをした」。

 今や全盛期の輝きはない。だが…

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