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 第91回選抜高校野球大会(日本高校野球連盟、毎日新聞社主催、朝日新聞社後援)の出場校を決める25日の選考委員会で、山梨学院が5年ぶり3回目の出場を決めた。山梨県勢の出場は3年ぶりだ。3月15日に組み合わせ抽選会があり、大会は23日に兵庫県西宮市の阪神甲子園球場で開幕する。

 午後3時13分、山梨学院大学で待機した山内紀幸校長の前の電話が鳴った。「ありがとうございます。謹んでお受けいたします」。選抜出場決定の知らせだった。

 「甲子園で山学ビッグウェーブ起こすぞ!」

 甲府市砂田町の野球部グラウンドで出場決定の報告を受けた選手たちは、相沢利俊主将のかけ声とともにガッツポーズをしたり、帽子を投げ上げたりして喜んだ。引退した3年生や父母らも駆けつけ、大きな拍手で祝福した。

 県勢の出場は2016年の東海大甲府以来3年ぶりとなる。山梨学院は、昨秋の県大会決勝で東海大甲府に敗れたものの、甲府市であった関東大会では中央学院(千葉)、前橋育英(群馬)に快勝して4強入り。準決勝で春日部共栄(埼玉)に競り負けたものの、勝負強い打撃と安定した継投を見せた。

 第100回記念だった昨夏の甲子園で悔しい思いをした選手たちがチームの中心だ。

 プロ野球の中日ドラゴンズに入団した左腕の垣越建伸投手を擁して臨んだ初戦の高知商戦。両チーム計30安打の壮絶な打ち合いとなり、12得点を挙げたが敗退した。相沢主将のほか、栗田勇雅捕手や菅野秀斗、野村健太両選手らが出場した。

 相沢主将は「昨夏は勝ち切れず、悔しい思いをした。『夢の舞台でも冷静に』という教訓を生かし、選手がそれぞれの役割を果たすことで、甲子園で一つでも多く勝ちたい」と意気込んだ。吉田洸二監督は「秋の関東大会では投打に良いプレーをすることができた。もう一度、甲子園という舞台でその野球ができれば」と話した。(野口憲太)

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