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 富山市の駐在所で警察官が襲われ、軽傷を負った事件で、殺人未遂容疑で逮捕された富山大学生、前田将輝容疑者(22)が、富山中央署奥田交番で昨年起きた警察官殺害事件を「参考にした」との趣旨の供述をしていることが捜査関係者への取材でわかった。富山県警は26日、前田容疑者が警察官から拳銃を奪おうとしていたとして、容疑を強盗殺人未遂などに切り替えて送検した。

 奥田交番の事件は昨年6月26日に発生。元自衛官の男(22)=強盗殺人容疑などで再逮捕後、鑑定留置中=が男性警部補(当時46)=殉職により警視=をナイフなどで刺して殺害。拳銃を奪うなどした疑いがある。

 前田容疑者はこの事件を「参考にした」との趣旨を供述。また「拳銃を奪って自殺しようと思った」とも述べているといい、県警が事件の経緯を調べている。

 前田容疑者は、24日午後3時ごろ、富山市の富山西署池多駐在所で、拳銃を奪おうとして男性巡査部長(30)の頭や顔をハンマーで殴り、左手を小刀で切りつけた疑いがある。巡査部長が取り押さえ、現行犯逮捕した。