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 千葉県野田市山崎のマンションで小学4年の栗原心愛(みあ)さん(10)が死亡し、父親の勇一郎容疑者(41)が傷害容疑で逮捕された事件を受け、心愛さんが通っていた市立二ツ塚小学校は26日、緊急の保護者会を開いた。杉崎哲実校長はスクールカウンセラーを校内に配置したことを説明し、「児童の心のケアを優先していきます」と話したという。

 保護者会は午後5時から45分ほど非公開で行われ、約130人が参加した。杉崎校長によると、保護者からは「学校は児童虐待をどのように把握するのか」「確認できた場合、どのように対応するのか」「カウンセラーに自分から相談できないような性格の子はどうするのか」といった質問が出た。

 杉崎校長は「子どもの表情や発育状況をよく見て、気になる子がいれば市や市教委と連携して対応していく」「元気がない子がいれば、相談をするように促していきたい」などと答えた。子どもとの接し方について不安を口にする保護者もおり、杉崎校長は「いつもと違う様子があれば気をつけて見てあげてほしい」と応じたという。

 杉崎校長は朝日新聞の取材に、「子どもたちや保護者が事件について不安を感じていることをしっかり受け止め、子どもたちが安心して学校に通える環境を整えたい」と話した。(武田遼、中沢絢乃)