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 大阪国際女子マラソンで、リオ五輪以来のマラソンだった福士加代子(ワコール)は転倒に泣いた。35キロ過ぎに永山監督に制止されると、「分かりました。ごめんなさい」と足を止めた。

 先頭集団にいた12キロ過ぎ、前の選手と足が絡まった。足を痛めたくない思いが働き、頭から倒れた。両ひざ、右目の上などから出血。集団に戻ったが、25キロ手前で振り落とされた。

 スタッフが数カ所で「やめてもいい」と伝えたが、福士は自分を奮い立たせるような言葉を口にしながら、何度も立ち止まっては走り続けた。最後は「次に向けて状態を確認しよう」との監督の言葉に折れた。主催者を通じ、25キロ手前で意識がもうろうとしたことを認め「やばいなと思った。次のレースを考えてやめた」とコメントした。

 36歳はまだ、あきらめない。救護室に入ると、永山監督に「MGCの権利は取りに行きたい」と伝えたという。けがの状態次第ではあるが、3月の名古屋での再挑戦をにらんでいる。

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