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 周囲の雑音をカットする機能が、イヤホンやヘッドホンに広がっています。飛行機内や人の多いカフェといった騒がしい場所で好みの音楽に浸りたいときにも、音量を大きくせずに済むのが利点です。

 この機能は「ノイズキャンセリング(ノイズ低減)」と呼ばれるもの。イヤホンやヘッドホンにマイクを付けて周囲の雑音を拾い、その音の波を打ち消すような音波を出すことで聞こえにくくする機能だ。

 雑音の大きさに合わせてノイズカットのパワーを調節できる機器が多く、中には自動調節機能があったり、自分に話しかける声だけは聞こえるよう設定できたりするものも。付属のマイクを通じてスマートフォンの人工知能(AI)と会話し、行きたい場所への道順を尋ねることができるなど、ほかの機能を充実させたものも出ている。通常の商品と比べて価格は1万円ほど高い。

 調査会社のGfKジャパンによると、2018年のノイズ低減イヤホン(ヘッドホン、ヘッドセットを含む)の機器販売本数は、前年比25%増だった。最近は無線通信を使ったイヤホンやヘッドホンへの買い替えが進み、その際にノイズ低減機能付きの商品を求める人が増えていることも背景にある。

 製品を選ぶ際は、バッテリーの持ち時間に注意が必要だ。片道10時間以上の国際線などで使う場合は、連続使用時間の長いヘッドホン型がおすすめ。左右のパーツが独立した完全ワイヤレス型は携帯性に優れるが、連続で使えるのは3時間程度。通勤や通学時の使用に向いているという。(伊藤弘毅)

調節22段階のワイヤレス

 ソニーの「WF-1000X」は22段階でノイズ低減のパワーが調節できる完全ワイヤレスのイヤホン。ランニング時、乗り物の中といった周囲の状況にあわせ、自動で調節してくれる機能も。連続再生は3時間で、電池入りの付属ケースを使えば2回フル充電できる。実勢価格は2万2880円。

通話中も雑音カット発動

 ボーズの「QuietControl 30 wireless headphones」は、バンドを首にかけて使うタイプ。ノイズ低減は12段階の調節。マイクにもノイズ低減機能があり、スマホの通話、音声認識アプリの使用をスムーズにする。連続再生は10時間。希望小売価格は3万2千円。

iPhoneとの相性抜群

 ビーツ・バイ・ドクタードレの「Beats Studio3 Wireless オーバーイヤーヘッドフォン」は、米アップル社の製品との相性の良さが売り。パソコンで映画鑑賞中にiPhoneで電話に出る、といった使い方ができる。連続再生は22時間。希望小売価格は3万4800円。

グーグルAI搭載

 パナソニックのノイズキャンセリングヘッドホン「RP-HD610N」は高音質のハイレゾ音源に対応。グーグルのAI「グーグルアシスタント」を搭載し、スマホを取り出さずに音楽を再生したり、ニュースを聞いたりできる。連続再生は24時間。想定価格は3万3千円前後。22日発売予定。

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※各メーカーのおすすめ商品などを選びました。価格は税別。(きりとりトレンド)

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