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 米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)の名護市辺野古への移設計画で、沖縄防衛局は28日、キャンプ・シュワブから新たな護岸を造り始めたと発表した。辺野古崎の先端部分から南東に伸びる「N4」護岸で全長135メートル。

 防衛局は22日の環境監視等委員会で、N4護岸と、その先のK8護岸のうち250メートルを造っても、汚濁防止枠を設置すれば、移植対象のサンゴを移植しなくても影響はない、と報告していた。防衛局は約4万群体のサンゴを移植するための特別採捕を申請したが、沖縄県は1月16日に不許可にしている。

 移設計画をめぐっては、埋め立て予定海域の北東側で軟弱地盤が確認され、政府は設計計画を変更する方針。県は承認しない構えで、工事の先行きは見通せないが、政府は水深の浅い南側で工事を進め、昨年12月には土砂投入を強行した。