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 東京、大阪、札幌で製薬会社や毎日新聞東京本社など計9社に猛毒のシアン化カリウム(青酸カリ)やその疑いがある白い粉末、金銭を要求する脅迫文入りの封筒が送られた事件で、ほかに東京都内の製薬会社と食品会社の計2社と大阪府内の製薬会社2社にも同様の封筒が届いていたことが捜査関係者への取材でわかった。警視庁と大阪府警は粉末が青酸カリの可能性があるとみて詳しく鑑定する。

 捜査関係者によると、新たに判明した都内の2社に届いた封筒には白い粉末と、「青酸カリを入れた薬を流通させる。2月22日までに3500万ウォンをビットコインで送れ」などと記された脅迫文が同封されていた。いずれも25日までに届いていたという。警視庁はこれまで都内では製薬会社と新聞社の計7社に送られているのを確認しているが、今回の封筒も文面から同一人物によるものとみている。

 大阪府内の2社についてはいずれも会社側から28日、府警に届け出があった。届いたのは脅迫文と白い粉末入りの封筒で、府警はこの粉末も青酸カリの可能性があるとみている。