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 JR夜ノ森駅(富岡町)の駅舎の解体工事が始まってから28日で1週間を迎えた。駅舎の周囲は足場が取り囲み、特徴的な緑色の屋根瓦はすでにはがされた。

 駅舎があるのは帰還困難区域。最後の姿を見ようと訪れた鉄道ファンの中には、立ち入りに事前許可が必要なことを知らず、途方に暮れる人もいるという。

 避難指示が解除されている駅の西側から、ホームや鉄路越しにカメラを構える人の姿があった。1921(大正10)年に建築されたレトロな建物は今後、屋根や壁も取り壊され、1~2カ月ほどで、その姿は跡形もなく消える。(床並浩一)