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 三菱UFJ銀行は28日から、ほとんどの支店窓口で手話サービスが利用できるようにした。メガバンクでは初めての試みという。タブレット端末越しに手話ができるオペレーターとやり取りする。筆談での対応より短時間でより円滑にやりとりができると見込む。

 聴覚障害を持つ人が来店した際に、手話や筆談など望むサービスを選んでもらう。手話の場合、カウンターにあるタブレット端末のテレビ電話を使い、手話のできるオペレーターが遠隔で、窓口担当者と顧客のやりとりを通訳する。

 オペレーターは、手話通訳サービスを提供する「プラスヴォイス」(仙台市)が担う。一部出張所などを除き、窓口のある店舗ほぼすべてで対応が可能となる。

 これまでは基本的に窓口担当者が筆談で対応していた。今後は住宅ローンや金融商品の説明など窓口サービスの全般で、手話を使えるようになる。三菱UFJ銀の担当者は「来店をためらっていた方にも来てもらえれば」と期待する。

 同行はカウンター窓口のない店舗を導入するなど店舗改革を進める一方で窓口を残す店舗でのサービス拡充を進めている。金融機関の手話対応では、新生銀行も昨年4月から同様のサービスを始めている。(柴田秀並)