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「ハンサムマザー」はとまらない:63

今尾朝子(VERY編集長)

 子どもを産む前は単なる移動手段として時間をやり過ごしていた通勤時間も、働くママになってみると毎日の中で数少ない“おひとりさま”時間であることに気づきます。この貴重な時間にママたちは何をしているのか取材してみると、職場には持ち込めない主婦業のタスクをこなしたり、自分のリラックスタイムにしたり……。そこにはスマホ時代だからこそのアイデアがいっぱいでした。

 日用品の買い物はほぼ通勤時間に済ませるという人は多いよう。「セール情報を見逃さないようユニクロのアプリは毎週チェック」「スマホだと価格を比較できるので、この時間に納得がいくまで悩んでから購入」というママも。

 平日慌ただしいからこそ、週末の家族の楽しみの“仕込みタイム”に充てているという声も。「夫と私でそれぞれに気になるお出かけ先を調べるのも通勤時間。最終的な決定事項はグーグルカレンダーで共有します」「ママ友との子連れランチも予約代行アプリを使って車内で完了」

 語学の勉強などインプットの時間にしている人もいました。教材を持ち運ばなくても、今はアプリ一つで気軽に利用できます。

 つかの間の癒やしの時間にもなっています。「家では見づらい恋愛ドラマや、好みのお笑い番組を視聴する」「お迎えが夫の日、ちょっとぜいたくをしてアプリでグリーン車を予約。お酒とおつまみでちょい飲みしながら帰宅することも。心に余裕ができて子どもに優しくなれます」というママも。

 しっかり者のママには、この時間が“お小遣い稼ぎタイム”に。メルカリなどのフリマアプリを使って、通勤中に1点ずつ出品するのを日課にして月に10万円売り上げたこともあるというママもいました。

 私はと言えば、会社を出てからもスマホで仕事のやりとりやスケジュール管理をしたり、ママ友のLINEに返事をしたりするのがやっとの移動時間。読みたい本もただ持ち運んでいるだけの毎日を、今年はちょっとずつ変えていけたらなと思いました。