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 岐阜県各務原市の養豚場の豚から29日、豚(とん)コレラウイルスの陽性反応が確認された。昨年9月に岐阜市で国内では26年ぶりに確認されて以来、飼育下の豚やイノシシへの感染確認は7例目となる。

 県は、豚の殺処分や埋却などの防疫措置をとる。殺処分の対象は1662頭とみられ、昨年末の岐阜県関市の養豚場の8083頭に次ぐ規模。県は速やかな防疫措置のため、豚コレラの対応では2度目となる自衛隊の派遣を要請した。

 岐阜県内では、野生のイノシシにも感染が広がっており、これまでに108頭が確認されている。豚コレラは人には感染せず、感染した豚の肉を食べても健康への影響はない。

陸自、豚コレラで2度目の派遣

 豚コレラの発生を受け、岐阜県から災害派遣の要請を受けた陸上自衛隊第10師団(名古屋市)は29日朝、隊員約100人を各務原市の養豚場に送り出した。自衛隊による災害派遣は昨年12月以来2度目。殺処分支援のほか、地中に埋める必要があるウイルスに汚染された餌や堆肥(たいひ)などを運搬する作業などにあたる。