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批評家 矢野利裕さんの寄稿

 嵐による活動休止の発表が世間を驚かせている。今回、彼らが示したのは、民主的な合意形成の姿だった。

 大野智の意思を他のメンバーが十分に尊重し、大野も他のメンバーの意見に耳を傾け、グループとして「休止」という合意に至ったのだ。日本の芸能界においては、この当然の振る舞いすらこれまでは難しかった。周囲の利害関係や所属事務所の方針を前に、本人の意思がないがしろにされたと思われるケースが多すぎる。

 ここでいやが応でも思い出すのは、SMAPのことだ。解散が取り沙汰されているさなかに、生放送でメンバーが並んで騒動を「謝罪」したことに、「(事務所による)パワハラだ」などの批判が出た。

 それまでのアイドル像を覆し、司会やコントなどでも幅広く活動する「自由さ」が魅力のSMAPでさえ、事務所の管理下にあることがむき出しになったのだった。

 事務所への不信感を訴えるファ…

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