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 岐阜県各務原市の養豚場の豚から29日に、昨年9月に岐阜市で国内では26年ぶりに確認されて以来7例目となる豚(とん)コレラウイルスの陽性反応が確認された問題で、この養豚場から豚を出荷していた岐阜県本巣市内の養豚場の豚からも30日、ウイルスの陽性が確認された。県は約870頭の豚を殺処分し、埋却する防疫措置をとる。

 県によると、各務原市の養豚場からは17日に、本巣市内の養豚場に子豚80頭が出荷されていた。各務原市の養豚場でウイルス陽性が確認された後、県は国と協議し、本巣市の養豚場の豚を遺伝子検査するなどしていた。出荷した子豚80頭の中から陽性反応が出たという。

 各務原市の養豚場と豚が搬入された岐阜市の食肉処理場では30日未明までに、豚計約1700頭の殺処分が終了。養豚場の敷地内で埋却作業が進められている。

 岐阜県内では、野生のイノシシ108頭にも感染が広がっている。豚コレラは、人には感染せず、感染した豚の肉を食べても健康への影響はない。