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 富山県警は30日、政務活動費をだまし取ったなどとして、富山市議会の現職議長と元市議5人ら計8人を詐欺などの容疑で富山地検に書類送検した。同市議会では政活費不正取得や不適切な使用で、2016~17年に市議14人が相次いで辞職。そのうち4人について、政治団体などが詐欺などの容疑で刑事告発して県警が捜査し、議長らの容疑も把握したという。

 書類送検されたのは村上和久議長(57)と、政治団体などに刑事告発された中川勇(71)▽谷口寿一(55)▽市田龍一(64)▽浦田邦昭(72)の4元市議のほか、元市議1人を含む3人。

 村上氏は30日午前、記者会見した。村上氏によると、富山市内の印刷会社の領収書を使い、実際には印刷していない市政報告会の広報誌の印刷代として、政活費約70万円をだまし取った疑いがあるとされたという。村上氏は「印刷して現金を支払った」と話し、容疑を否認した。

 一方、中川氏らは白紙の領収書を使って政活費を架空請求していたなどとして16年に市議を辞職。政治団体の告発状によると、中川氏は14年度に152万2378円、谷口氏は同年度に31万1040円、市田氏は13年度に10万4千円、浦田氏は同年度に3万450円をだまし取ったとされている。