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 インフルエンザ感染が猛威を振るうなか、1回の服用で済む新しい治療薬ゾフルーザに関心が集まっています。一方、ゾフルーザを巡っては、効き目が低くなる耐性ウイルスが見つかったことも報告されました。耐性ウイルスの出現は、どんな意味を持つのでしょうか。耐性ウイルスの出現を報告した国立感染症研究所インフルエンザウイルス研究センターの高下恵美主任研究官に聞きました。

――ゾフルーザの耐性ウイルスはどのように見つかりましたか。

 昨年12月にインフルエンザの集団発生が起こった横浜市内の二つの小学校で、6~7歳の児童4人から採取したインフルエンザウイルスを分析しました。このうち、採取前にゾフルーザを服用していた2人から、耐性ウイルスを検出しました。この耐性ウイルスは、薬の効果が80~120倍程度低下していました。ほかの2人からは耐性ウイルスは検出されませんでした。

――ほかの2人はゾフルーザを使っていなかったのですか。

 1人は別の抗インフルエンザ薬タミフルを服用していました。もう1人は、ゾフルーザの服用がウイルス採取後だったので、影響がなかったと考えられます。

――耐性ウイルスはどこからやってきたのでしょうか?

 インフルエンザに感染した児童…

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