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 海に流れ出たプラスチックごみがサンゴを傷つけた結果、壊死(えし)などにつながる感染症のリスクが20倍以上に高まることが、米コーネル大などの研究で分かった。アジア・太平洋全域でポリ袋など110億個以上のプラスチックごみがサンゴに絡みついていると推計されている。

 サンゴ礁は多くの生きものが生息する生物多様性の宝庫だ。アジア・太平洋地域の海には、世界のサンゴ礁の半分が広がっているとされ、特にインドネシア周辺はサンゴの種の75%が生息していると言われる。

 研究チームは、近年増えているプラスチックごみの影響を調べるため、インドネシアやタイ、ミャンマー、豪州など8カ国の159カ所で、約12万5千のサンゴを調べた。

 その結果をもとに、アジア太平洋全域で、釣り糸やポリ袋など111億個のプラスチックがサンゴに絡まっていると推計。インドネシアが最も多く、100平方メートルあたり25・6個。一方、最も少ないのは豪州のグレートバリアリーフで0・4個だった。魚のすみかになりやすい複雑な形のサンゴの方がより影響が大きかったという。

 プラスチックが絡んでいるサンゴの89%は組織が白くなって壊死するなどの感染症にかかっており、プラスチックがない場合より病気のリスクは20倍以上だった。

 研究チームは「いったん病気にかかると回復が難しい。サンゴに絡むプラスチックは2025年までに40%増えるおそれがある」と指摘している。

 プラスチックごみが直接、サン…

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