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 柴山昌彦文部科学相は1日の会見で、千葉県野田市の小学4年生の栗原心愛さん(10)が死亡した事件をめぐって同市教委に聞き取りをするため、文科省職員を同日派遣すると明らかにした。心愛さんが父親からの「いじめ」を訴えたアンケートのコピーを、市教委が父親に渡していたことについては「適切ではなく、極めて遺憾」と述べた。

 柴山氏は「父親にアンケートの中身を教えたことが、今回の事件の一つの遠因になったという思いを強く持っている」と述べた。そのうえで「こうした事案の再発を防止するため、きちんと調査する必要があるので、担当職員を派遣して事実確認をしたい。市教委から状況を聞き取るとともに、その過程で疑問点が出てくると思うので、その場合はしっかりと文科省としての意見を伝える」と話した。(増谷文生)