愛知)黒さが決め手 のりの包装にイナリソ登場
宮沢崇志
三河湾産のりを扱う戸田理平商店(愛知県豊川市)が、包装に市をPRするキャラクター「イナリソ」をあしらった焼きのりを発売した。「黒い姿が、色落ちしていない県産のりのイメージにぴったり」とイナリソを起用したという。
取締役の戸田国良さん(36)によると、若い世代を中心に家庭での「のり離れ」が進んでいるという。ミネラルを豊富に含んだのりを子どもにも食べてもらおうと、添加物も調味料も使わない焼きのりを小分け包装で売ることにした。
イナリソは、豊川いなり寿司(ずし)のPRキャラクター「いなりん」の友達という設定。その黒さに注目していた戸田さんが豊川市観光協会と相談し、透明な包装越しに見えるのりの黒色でイナリソの姿が浮かぶパッケージが完成した。
のり1枚を12等分した12…
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