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 厳寒期の栃木・奥日光の風物詩「奥日光湯元温泉雪まつり」が2日、始まった。オープニングを飾るイベントとして1日、氷の芸術を競う「第13回全日本氷彫刻奥日光大会」の作品制作が湯ノ湖湖畔広場で行われ、全国から集まった有名ホテルのシェフや氷彫刻家ら11人がノミやチェーンソーを使い、夜を徹してスノーファンタジアの世界を演出した。

 氷の彫刻は、重さが140キロにも及ぶ氷の塊を組み合わせて、鳳凰(ほうおう)や鹿、竜などを思い思いに仕上げていった。のこぎりを使う作業では氷のしぶきが舞い上がり、観光客らが瞳を輝かせて見つめていた。東京から制作に参加したホテルの和食料理長の加瀬秀雄さん(54)は「いろんな人の技術を学ぶことができて楽しい」と話した。

 作品は夜間にはライトアップされ、氷が溶けてしまうまで展示される予定。雪まつりは10日まで。期間中は「雪灯里(ゆきあかり)」と銘打ち、湯元園地で数百個のミニかまくらの明かりをともす。いずれも午後9時まで。(梶山天)