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 廃棄される恵方巻きの金額は年約10億2816万円――。経済効果の研究で知られる宮本勝浩・関西大名誉教授が、そんな推計を1日、発表した。宮本教授は「食糧不足が問題になっている国もあり、これだけの廃棄が毎年繰り返されるのは本当にもったいない。歯止めをかけるきっかけになれば」と話す。

 恵方巻きの売上高などは明らかにされていないが、全国的なアンケートなどから、年間の売上高を約257億円と試算。また、実際にスーパーやコンビニなどに廃棄率を調査したところ、廃棄率は1~7%という回答があり、平均4%として計算した。中には、欠品を防ぐため、6%以上にしているという回答もあったという。

 宮本教授は「廃棄率が予想より高く、驚いた。家庭で食べきれずに捨てる分や、廃棄にかかるコストも加えると、損失額はさらにふくらむ」という。(仲村和代)