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 立春の4日、秋田県にかほ市金浦で寒ダラを担いで奉納する「掛魚(かけよ)まつり」があった。大きいもので長さ1メートル、重さ14キロ以上ある丸々としたタラがさおにつるされると、訪れた市民らはスマートフォンで撮影していた。

 海の安全と大漁を祈願し、300年以上続くとされる伝統行事。雨が降る中、漁業関係者らがタラを担いで金浦漁港から金浦山神社までの約2キロを練り歩き、計52匹を奉納した。

 神事後は近くの勢至公園で300杯を超えるタラ汁が有料で振る舞われ、長蛇の列ができた。友人と初めて訪れたという湯沢市の佐々木増子さん(73)は「脂がのっていておいしい」と舌鼓を打った。(神野勇人)