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 球界屈指のイケメンと言われる日本ハムの西川遥輝は鏡が好きだ。「自分はホントに鏡が好きなんですよねえ」。とは言っても自分の顔を見ているわけではない。「昨日も4時間ぐらいずっとバットを持っていた。練習後のウェートルームでもフォームが気になって」と大きな鏡の前で振っていた。盗塁王3度の俊足好打の外野手は打撃フォームづくりに余念がない。

 キャンプ2日目の2日も、前日に続き、全体練習が終わったあとはケージにこもってバットを振り続けた。現時点でのテーマはミスショットを少なくするためにとにかく体を開かずに体の近くからバットを出すこと。「僕は1球で打撃が変わっちゃう。ホームランを打った後でも振りが大きくなる。でもホームランバッターじゃないので高い確率(のミート)が求められる。だからちょっとで崩れないようにしたいんです」と熱っぽく語った。

 練習をたくさんすることにも無駄はないとも言う。「たくさん走れば、速く、体に負担がかからない走り方が分かるし、打撃だって『これだ!』と思うのが見つかる瞬間がある。それを待っています」。自宅のリビングや寝室にもバットは置いてあり、ふとしたときにバットを持てるようにしているという徹底ぶりだ。

 このキャンプは金髪で臨み、イケメンの雰囲気全開の西川だが、中身はどこまでもストイックな男だ。(スコッツデール=坂名信行)