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ローヤルトップ 6本パック(税別548円)

 ♪とてもとっても元気なの 名古屋牛乳のんでるの――。響くマンボのリズムにパンチある女性の歌声。名古屋牛乳本社の電話の保留音は、かつてこの地方のテレビCMで毎日流れていた「名古屋牛乳の歌」です。

 国が乳業再編を推進するなか、残念ながら2014年をもって同社は73年にわたる乳業から撤退。学校給食やスーパーマーケットから姿を消すこととなりました。

 ところが今、なぜか山陽、四国、九州地方でじわじわと人気が出ている清涼飲料水が、現在の名古屋牛乳の唯一の生産品「ローヤルトップ」。じつは名古屋で発売から52年の隠れたロングセラー品なのです。昭和な雰囲気のラベルも魅力ですが、特筆すべきは栄養成分。なんと1本(180ミリリットル)に9グラムの純粋蜂蜜を入れた、ミネラル豊富な元祖エナジー飲料と言えます。炭酸飲料ながら蜂蜜本来の風味を感じることのできる濃い甘みは、ほかにない味わい。

 ♪とてもとっても元気なの ローヤルトップのんでるの――。そんな替え歌を歌いたくなるはずです。ちなみに元の歌は、同社に電話しなくても、ネットで聴くことができます。

採取地

フィール アイアイプラザ

(名古屋)

052・354・2116

デジタル余話

 昨秋、娘がけがで入院し、痛みと不安で暗い雰囲気になってしまった病室で、消えたはずの名古屋牛乳を発見。名古屋牛乳本社によれば、そのブランドを大阪の日本酪農協同に譲ったため、宅配と病院給食では、以前と変わらぬ姿の名古屋牛乳に出会えるのだとわかり、病室で小躍りしました。もちろん、その後、病院と名古屋牛乳のお陰で、けがも順調に「とっても元気に」回復しております。

     ◇

 菅原佳己(すがわら・よしみ) スーパーマーケット研究家。新刊「東海ご当地スーパー 珠玉の日常食」が発売中。公式サイト(https://www.gotouchisuper.online別ウインドウで開きます)。

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